心理学をちょっとかじると、不倫関係を繰り返す女性の多くに
自身の父親との関係不全がみられると
言われたりします。
父親からもらえなかった愛情をもらうために
代わりの男性を求めるのですね。
父親のパートナーには娘はなれません。
父親には母親というパートナーがいて
その上で子供という関係で、それをなぞるために
パートナーが居る男性を求めてるってこともあります。
愛してくれなかった父親との関係不全を
繰り返してるわけですね。
関係不全といえども、子供心は、父親を求めていて
求めているということは、好きでいるってことなんですよ。
愛してほしい。子供はそう求めているんです。
でも、得られない。
その子供心は満たされず、満たされなければ消えることはなく、
愛してほしい想いを抱いたまま大人になります。
大人になってからも、
子供の頃の満たされなかった愛情を求めて
人を好きになるのです。
でも、満たされない状態しか経験したことがないので、
どうしたら満たされるかが分かりません。
ともすれば、愛してくれない父親との関係不全を繰り返すことが
愛情表現となってしまっていることもあります。
子供心は、求めても愛してくれない父親に対してでも
好きという気持ちはなくなりません。
子供にとっては、これが「好き」という形なのです。
「好き」の鋳型が、関係不全で作られる。
関係不全の状態を大人になっても繰り返すのは、
子供心の「好き」の鋳型が残っているから。
「大事にしてくれない相手を好きでいること」が「あなたの愛情」
でもね、はっきり言いますけど
その「好き」って、まちがってますからね。